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お知らせ
  • 2018/01/10 公開再開しました。
  • 2016/04/01 英語版の試験公開を開始しました。
  • 2012/12/10 システムのデザインを更新しました。
  • 2012/02/08 アシナガグモ科の分類群情報を更新しました。
  • 2012/01 昆虫文献データベースの試験公開を開始しました。
  • 2011/03 システムを構築しました。
システム概要
  • 昆虫データベース統合インベントリーシステムは、農業環境変動研究センターに所蔵されている昆虫類の一次・二次資料の利活用を促進するためのインベントリーフレームです。本システムは次の3種類のデータベースから構成されています。

    ①昆虫情報データベース

    昆虫情報データベースは次の2種類のデータベースから構成されています。

    I. 分類群情報データベース

    昆虫・クモ類およびその宿主や餌資源となる動植物の分類情報(門、目、科、族、属、種名など)、各分類群に関する情報(形態、分布、生態など)から成るデータベースです。

    II. 昆虫標本情報データベース

    農業環境技術研究所に保管されている昆虫標本情報のデータベースです。クモ類な ど、他の動物群の標本情報が一部含まれます。このデータベースには次の4種類の標本情報が含まれています。

    II-1. 一般標本情報

    各標本の分類群情報やラベル情報、画像などが含まれます。

    II-2. タイプ標本情報

    各昆虫種・亜種の基準となる標本(担名タイプ:ホロタイプ、シンタイプなど)に関する情報です。各タイプ標本の分類群情報やラベル情報、画像、文献情報などが含まれます。

    II-3. 証拠標本情報

    自然科学研究で材料として使用された標本の情報で、研究の検証可能性を担保するために必要不可欠です。各証拠標本の分類群情報やラベル情報、画像、文献情報などが含まれます。

    II-4. DNA分析用標本情報

    DNA分析用に収集されたエタノール液浸標本の情報とそこから派生した抽出DNA情報や塩基配列情報が含まれます。

    昆虫情報データベースに含まれる全情報は「キーワード検索」または「ツリー検索」から検索・閲覧可能です。ただし、DNA分析用標本情報については、他の標本情報とは用途が大きく異なるため、別のポータル「DNA分析用標本情報検索」を設けてあります。

    ② 昆虫文献情報データベース

    さまざまな分野で発表された昆虫に関する文献のデータベースです。本データベースでは、「簡易検索」または「詳細検索」によって文献情報の検索ができるだけでなく、文献情報との相互リンクによって各文献で扱われた分類群情報と標本情報が閲覧可能になっています。

    昆虫情報データベースと昆虫文献情報データベースについては、今後継続的にその内容を拡充し、本システムを用いて順次公開して行くことによって利便性の向上を図る予定です。

    ③ 昆虫文献目録「三橋ノート」画像データベース

    「三橋ノート」は,農業環境技術研究所の前身である農事試験場に籍を置いていたこともある昆虫研究家(故)三橋信治氏が作成した文献目録であり、明治時代から昭和20年代後半にかけて我が国で行われた昆虫研究に関する文献情報をほぼ網羅した貴重な二次資料です。本データベースには三橋ノート全頁の画像が含まれています。

    ④ 昆虫情報リンク集
    農業環境変動研究センターに関係する研究者によって作成された各グループの図説や図解検索表をはじめとする昆虫類の同定に役立つ資料やサイトのリンク集です。
ご利用に当たっての注意事項
  • ・著作権
    本サイトに含まれる全ての情報の著作権は(研)農業・食品産業総合技術研究機構 農業環境変動研究センターに帰属します。全情報について、当研究所の許可なく複製・転載することを禁じます。

    ・リンクについて
    本サイト内のページにリンクされる際は(研)農業・食品産業総合技術研究機構 農業環境変動研究センターのページであることを明示して下さい。リンクによって生じたトラブルや損害などについては、当研究所は一切の責任を負いません。リンクを張られた際は、必ず電子メールで農業環境変動研究センター広報情報室および環境情報基盤研究領域 昆虫分類評価ユニット(昆虫標本館)までご一報下さい。なお、虚偽、違法または社会倫理に反すると判断される情報を提供するサイトからのリンクは一切お断りいたします。

    ・データの利用について
    本サイトに含まれるデータを利用した成果を公表する場合(論文出版、学会発表、ウェブ公開)には、出典を明記するとともに、成果物(別刷、講演要旨のコピー、URL等)を農業環境技術研究所広報情報室および農業環境インベントリーセンター(昆虫標本館)に送付して下さい。

    ・引用法
    本サイトは下記のように引用して下さい。
    和文表記:吉武 啓・中谷至伸・吉松慎一・安田耕司 (2011-) 昆虫インベントリー統合データベースシステム.http://insect.niaes.affrc.go.jp/(利用年月日).(研)農業・食品産業総合技術研究機構 農業環境変動研究センター.
    英文表記:Yoshitake, H., Y. Nakatani, S. Yoshimatsu & K. Yasuda (2011-) Insect Inventory Search Engine. Available from: http://insect.niaes.affrc.go.jp/ (day month, year). National Institute for Agro-Environmental Sciences, Tsukuba, Japan.

    ・その他
    研究目的等で、標本の調査・閲覧を希望する方は、環境情報基盤研究領域 昆虫分類評価ユニット(昆虫標本館)までお問い合わせください。
ご利用に当たっての注意事項
  • 本システムに登録されている標本情報の一部は下記の助成を受けてデータベース化されたものです。

    1. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成18年度 生物多様性データベース作成課題「鱗翅目データベース」(代表者:上田恭一郎・北九州市立自然史・歴史博物館)

    2. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成19年度 生物多様性データベース作成課題「鱗翅目データベース」(代表者:上田恭一郎・北九州市立自然史・歴史博物館)

    3. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成20年度 生物多様性データベース作成課題「鱗翅目データベース」(代表者:上田恭一郎・北九州市立自然史・歴史博物館)

    4. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成21年度 生物多様性データベース作成課題「鱗翅目データベース」(代表者:上田恭一郎・北九州市立自然史・歴史博物館)

    5. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成22年度 生物多様性データベース作成課題「鱗翅目データベース」(代表者:上田恭一郎・北九州市立自然史・歴史博物館)

    6. 科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成20年度 生物多様性データベース作成課題「甲虫および訪花性昆虫類データベース」(代表者:多田内修・九州大学教授)

    7.科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成21年度 生物多様性データベース作成課題「甲虫および訪花性昆虫類データベース」(代表者:多田内修・九州大学教授)

    8.科学技術振興機構 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の促進における平成22年度 生物多様性データベース作成課題「甲虫および訪花性昆虫類データベース」(代表者:多田内修・九州大学教授)

    9.平成20年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費;データベース作成事業「証拠標本データベース」
    (代表者:伊藤元己・東京大学教授)

    10.平成21年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費;データベース作成事業「証拠標本データベース」
    (代表者:伊藤元己・東京大学教授)

    11. 平成22年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費;データベース作成事業「証拠標本データベース」
    (代表者:伊藤元己・東京大学教授)